2008-05-26

ジョン・ランボー

2008y05m26d_010252421

ランボー最後の戦いを観て来た。

公開二日目に観に行くってどんだけ楽しみにしてんだって

話だけども、同年代の部下ともたまたま休みが合って、

息抜きに観に行こうということになったのだ。

さて、ロッキーはスタローンのサクセスストーリーを過剰にも

感動的に熱く語られ、ファイナルではこれまた感動的に復活し

最後も非常にロッキーらしく、復活とともに良い最後を飾ったのだけども

ランボーは・・・

そうだなぁ、やっぱあの「無敵のヒーロー」像を完璧に求めて

劇場に足を運ぶと良くないかもしれない。

いままでランボーってエンターテイメント性も非常によかったけども

提示している問題や戦争背景って非常にデリカシーな部分を

扱ってきたわけですよ。

そして今回はビルマー(ミャンマー)が舞台。

内戦が続き、虐殺がいまでも繰り広げられている地帯でのお話なだけに

ニュース映像や虐殺シーンは壮絶だしリアル。

そして、戦闘シーンも非常にリアルで残虐映像満載なことが

ある意味、ランボーという映画の社会的な側面が強く強調されたもので

そうであろうとしすぎたために、残虐映画になってしまっていたwwww

でもね・・・

事実は伝わったと思うんだ。

あんなことが今も起きているんだってことがね。

でも・・・

ランボーのめちゃくちゃさが一緒に伝わっているのはなんだかなーとwww

戦闘シーンもリアルすぎて

機関砲でトラック撃ちまくるランボー

次に映るのは荷台にいた兵士どもの飛び散る血とミンチ状態の肉片

足は吹っ飛ぶし、胸に穴が空く

首チョンパ当たり前

最新の武器を使うスナイパーは準主役級の活躍をして

その銃の威力は現代のスナイパーは非常に恐ろしいのだなと

痛感するほど

だって頭に当たったら首ごと持ってかれる仕様なんだもの

音も砲撃みたいな音するしw

とにかくリアルランボーと言わざるを得ず

ヒーロー像を求めてしまった私たちは

なんだかわだかまりというか(*´Д`)スキーリ感がないまま劇場を後にしたのでしたw

どちらかというと

私も大好きな1のハード仕様といった感じか。

1のランボーの最後の嘆きは聞いてて胸が痛くなるよね。

原点回帰なんでしょうか?

他の国では

ランボーは「自由と抵抗のシンボル」なんだってさ。

わからないでもない。

どんなに過剰に演出されていたとしても

あのランボーの国を超えた存在がよかったのだ

たとえアメリカ人であったとしても。

彼は国を愛するが、一個人だった。

この映画を「結局、アメリカびいきだ」なんて言う人もいるだろうが

そうではないだろうなと思うのだった。

だって、ランボー個人の問題の解決であり

この映画ではアメリカの代表ではなかったのだから。

うーん、お勧めかと言われれば・・・

ちょっと気持ち切り替えてみてねと忠告つきでお勧めなのであったぁ

いじょぅ

0 件のコメント: