2008-03-14

すべての視点

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仕事の性質上

何か事件・事故があった場合に報告書なんか書いたりするのですけども

この映画のように

ある1人の視点をすべて観れたらよいのに!って思うこともあります。

その中で報告に必要な情報だったり詳細だったりがわかるわけだし

それほど書き易いものはないしもどかしさもないわけなんだし。

さて、なんでそんな話かっていうと

バンテージポイントを観てきました。

映画です。

↓ネタバレ注意

感想はとてもオモシロかった!

大統領狙撃事件&テロ事件の現場での視点を

それに関わる主な人物・グループの視点で1人ずつ見せていき

最後に至る結末へ繋がるわけですけども

大体、途中でだれたりするのが常ですけど

これがずっとハイテンションをキープしたまま展開され

最後にすべての視点が繋がって完結するのである。

いやー

ぐいぐいひっぱってくれるし

もうこの展開スピードとかも文句なし。

悔やまれるは結局、犯行グループの本当の目的は一体何だったのかってのが

漠然としか伝わらなかったところかな?

カルマというかそうゆーものを感じれるのは

観客と近い視点で見つめるハワードの存在。

フォレスト・ウィテカーという黒人俳優なんだけども

この人の演技は本当に素晴らしいなと思う。

なんか暖かい。

最後にはおいしいところを持っていってしまうのも

観客の視点に気をつかっていることが伺えます。

主人公ともいえるトーマス・バーンズも

ご老体ながら非常にカッコいい!

大統領を守る、シークレット・サービスという仕事に

精神的に参りながらも仕事に身を投じ、ささげ

熱心に従事する姿がまた良いです。

シガニー・ウィーバーがあまり絡まないのが哀しかったですけど。

なんだかけっこういい歳なのに

バリバリ仕事しているかっこいい女性になっているのは

さすがでしたね。

バーンズとハワードにぐいぐいひっぱられていたのかも。

とにかく楽しめる映画だったこと間違いなし。

大統領が少しいいこと言うけども・・・ハイテンションの中で

霞むのはちと勿体無いか?w

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